⽊製造作の玄関戸の熱貫流率を計算する方法
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
大変ありがたいことに、今年も年明けからお仕事をたくさん頂けております。
感謝申し上げます。
2025年4月の建築物省エネ法改正以降、戸建て住宅においても原則として省エネ計算が求められるようになり、
日々、計算業務に追われている状況です。
そんな中、木製造作の玄関戸を採用している物件の省エネ計算のご依頼をいただきました。
可能であれば仕様基準で進めて、省エネ適判を省略したいとのご要望です。
しかし、造作建具は一般的に断熱性能の数値が厳しく、
そのままでは仕様基準を満たせないケースがほとんどです。
何かいい方法はないかと色々と調べていたところ、
日本サッシ協会のHPにある「17-0701 住宅用ドアの断熱性能評価方法について平成29年7月」を見つけました。
(https://www.jsma.or.jp/useful/technology/)

※日本サッシ協会HP「17-0701 住宅用ドアの断熱性能評価方法について平成29年7月」より抜粋
一見するととんでもなく難しそうな計算式ですが、実際に中身を見てみると意外とシンプルな構成になっています。
これを計算書として整理すると、下記のような形になります。
要するに「熱貫流量の合計」を「面積の合計」で割るということです。

計算してみると熱貫流率UDは想定よりも良い数値となりました。
審査機関の審査も通り、無事に仕様基準をクリアすることができました。

