一級建築士試験の思い出
昨日10月8日は一級建築士の製図試験だったようですね。
受験生の皆様、大変お疲れさまでした。
精神的にも肉体的にも、あんなに過酷な試験は他に無い気がします。
自分の受験経歴を振り返ると・・・
2016年
学科試験→不合格
初受験でした。法令集の線引きだけ頑張りましたが、その後一切勉強してませんでした(笑)
当然不合格です。
2017年
学科試験→合格 製図試験→不合格
冬から資格学校に通い、何とかギリギリで学科試験に合格!
製図では壁面後退を見落とす失態をやらかし、見事に粉砕。
課題はリゾートホテルの設計でした。
2018年
製図試験→合格
前年の反省を踏まえ、某有名な建築士試験ブログの運営者が開催する勉強会に参加しつつ、資格学校に通いました。
おかげでエスキスが爆速で終わるようになりました。
試験本番でもかなり早くエスキスが終わったのですが、図面を6割程度書き終わったあたりで建蔽率オーバーに気づき、
急遽泣きそうになりながらプラン変更しながら書き終えました。あの時は冷や汗がとんでもなく出たことを今でも覚えています。
スポーツ施設の設計だったのですが、
一番大きな要求室であるプールの面積が要求よりもかなり小さくなってしまいました。。。
この↓試験問題を見ると今でも胸が「うっ」と少し苦しくなります(笑)
https://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-mondai.files/1k-2018-2nd-mondai.pdf (←試験元のHPより)
色々思うところはありますが・・・
今時図面を手書きすることなんてほとんどないわけですし、
長時間かがんで図面を書くので確実に腰を痛めるし、
諸条件を初見で6時間であの規模の設計をすることなんて実務ではありえないわけですし、
と、色々思うところはありますが、
今となっては、真夏に大きな製図版を持ってを毎週日曜日に電車に乗って学校へ行き、
目標に向かって全力で頑張ったちょっとした青春のような思い出です。
合格した瞬間、テキストや描いた図面をすべて処分したときの解放感はすごかったです(笑)
受験生の皆さん、
しばらくは試験のことは忘れて、とにかく今は思いっきりリフレッシュしてほしいです。
本当にお疲れさまでした。